2887 アベ政治を記憶する  公式サイト


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名を残す名宰相か? 「ヤルヤル詐欺」か? 決めるのはあなたです!

 

2887 アベ政治を記憶する

河野優司 監督作品
企画・制作:映画で社会を読む会

撮影:河野優司 助監督:竹内庸博 構成・編集:飯田基晴
ナレーション:山本恵子 インタビュー:池添徳明/河野優司 題字:青野有美
協賛:横浜市立高等学校教職員組合
2021年/日本/カラー/DCP/105分


安倍首相は2019年11月20日、在任期間が2,887日となり、歴代首相として最長を記録した。
この間に何をやり、何をやらなかったのか?
5つのテーマ(アベノミクス/憲法改正/福島原発/辺野古新基地建設/拉致問題)を設定し、

その足跡を検証して記録する。


予告篇

登場人物

上段左から順に (五十音順)


伊藤 真/伊藤塾塾長

井上 伸/労働経済誌『KOKKO』編集者

大城尚子/沖縄国際大学講師

金丸信吾/故金丸信秘書

小出裕章/元京都大学原子炉実験所助教

斎藤貴男/ジャーナリスト

澤地久枝/作家

ジャン・ユンカーマン/映画監督

知花昌一/浄土真宗大谷派住職

蓮池 透/拉致被害者家族

浜 矩子/同志社大学大学院教授

松元ヒロ/お笑い芸人

三浦広志/NPO法人野馬土代表理事

村田 弘/福島原発かながわ訴訟原告団長

元山仁士郎/「辺野古」県民投票の会代表

山城博治/前沖縄平和運動センター議長



監督:河野優司

なぜ今、映画『2887』か?


安倍首相は2019年11月20日、通算の在職日数が2,887日となりました。
これで間違いなく歴史に名を残すことになるでしょう。
しかし、デマカセとハッタリで塗り固めた
「史上最悪政権」というのが真相ではないでしょうか?

アベノミクスの目標である
「GDP600兆円は、2020年頃に達成できる」
「わたしが安全を保障します。福島は完全にコントロールされています」
「採択されている多くの教科書でも『自衛隊は違憲である』という記述がある」
「必ず拉致問題は安倍内閣で解決する」
「私や妻が関係していたということになれば、首相も国会議員も辞める」

安倍首相は息を吐くように嘘をつく、と言われます。
そして、この嘘に合わせて社会は回ります。
だからこんな危うい社会があったこと、それでも異を唱えた人たちが
いたことをしっかりと記憶したい、これが『2887』です。

コメント

斎藤貴男 ジャーナリスト  

必見のドキュメンタリー

本作は日本の民主主義が破壊されていく過程を描いた同時代史だ。差別ばかりが罷り通り、人間の命や尊厳が、こうまで尊重されない時代を、いつまで放置しておくのか、と。荒野と化した社会を、少しでも真っ当な形に築き直すには、果てしのない時間を要するに違いない。中高年以上の世代には、生きている間に暁光を見ることも難しいのではないか。それでも一刻も早く、改善さらには解決に向けた道を歩み出す取り組みが喫緊の課題だ。権力と資本、メディアの融合及び独裁化がこれ以上進めば、取り返しのつかないことになってしまうから。これは、見て楽しめるエンタテインメント作品ではない。だが、この国の現実を直視し、ではどうすれば良いのかと自問自答する契機とするには、必見のドキユメンタリーだ。製作した仲間に、心から拍手を送りたい。

 

松元ヒロ お笑い芸人  

もう笑うしかない!

モリだのカケだの、友人のソバに寄り添って、国民のソバにはいなかったアベ首相。そんな人が歴代の首相の中で在任期間が最も長かったなんて恥ずかしい。コロナ対策も「空前絶後の規模で世界最大の対策」をやってくれました。それが「マスク二枚!」。しかも、小さいのです。口を覆うと鼻が出ます。鼻を覆うと口が出るのです。そうか、だから二枚だったんですね。二枚が好きなんです、アベさんは。だって、舌が二枚です。「私や妻が関係してたら、そりゃあ、勿論、首相も国会議員も辞めます」と言い放ったおかげで財務省の真面目な職員を自死にまで追いやって、忖度する上司たちは出世しました。正に真っ当な政治とは反対の「アベコベ政治」でした。これでは国民の期待に応えられるわけがない。もう笑うしかないです。さあ、映画を観て、怒って、そして笑いましょう。

 



これまでの劇場公開


「映画で社会を読む会」からの重要なお知らせ

「映画で社会を読む会」を立ち上げ、映画『2887』を完成させ、
全国各地で精力的に上映会を実施してきた監督の河野優司さんは、去る2022年3月20日に急逝しました。
『2887』の宮崎劇場公開に合わせた舞台挨拶のため宿泊していたホテルで入浴中に亡くなっているところを発見されました。
事故死とのことです。私たちは残念な思いにうちひしがれました。

その後「映画で社会を読む会」の新しい代表を決め、要請のあった上映会を開催したり、上映会のサポートをしています。
皆様のこれまでのご協力に改めて感謝申しあげます。

映画で社会を読む会代表 飯田 洋


DVD販売

・DVD 映画『2887』……………………………… 3,000円(税込)


・DVD『壊すな憲法 守ろう九条』(2022年/21分)   600円(税込)

 

河野監督は生前、上映会開催中は映画のDVD化をしないと宣言していましたが、
2022年6月11日に「映画で社会を読む会」が開催した追悼上映会を一区切りとして、DVDを作成することを決めました。
映画『2887』と、3月22日に完成したDVD『壊すな憲法 守ろう九条』です。

 

『壊すな憲法 守ろう九条』は昨今の情勢を読み、『2887』の改憲問題を編集し直したものです。
なお、DVDは個人として楽しむもので上映用ではありません。
ご購入については「映画で社会を読む会」までお問い合わせください。


お問い合わせ

映画『2887』自主上映、DVD販売等に関するお問い合わせ

映画で社会を読む会


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℡:045-241-2744 E-mail:hkk@jt3.so-net.ne.jp