ドキュメンタリー映画



飯舘村の母ちゃんたち 
土とともに


監督:古居みずえ

プロデューサー:飯田基晴、野中章弘
編集:土屋トカチ/ 整音:常田高志
製作:映画「飯舘村の母ちゃん」制作支援の会
製作協力・配給:映像グループ ローポジション

   

菅野榮子(かんの・えいこ)さんは79歳。地元の自然を愛し、家族とともに懸命に働いてきた。孫に囲まれた幸せな老後を送るはずが、原発事故で一転する。榮子さんが暮らす福島県飯舘村は全村避難となり、ひとりで仮設住宅で暮らすことになったのだ。支えは友人の菅野芳子(よしこ)さん。「ばば漫才」と言いながら冗談を飛ばし、互いを元気づける。畑を借り、様々な野菜を植えて農作業に精を出す。村の食文化が途絶えぬよう、各地で味噌や凍み餅の作り方を教える。飯舘村では除染作業が始まった。しかし未だに高い放射線量、変わり果てた風景・・・。先の見えぬ不安を語り合い、泣き笑いながら、ふたりでこれからを模索していく。(2016年)

 



犬と猫と人間と 2

動物たちの大震災

監督:宍戸大裕
プロデューサー:飯田基晴

   

大津波に襲われた宮城県石巻市。原発事故に翻弄されつづける福島県。東日本大震災では犬や猫、牛などの動物たちも被災した。動物たちが伝える無言の声、その声に耳を澄まし動きだす人々。

被ばくした牛たちを生かすべきか否か?別れ、再びめぐり逢ういのちといのち。

3・11後の被災地で動物と人々が過ごした日々を見つめる。(2013年公開)

 



逃げ遅れる人々

東日本大震災と障害者

監督:飯田基晴

製作:東北関東大震災障害者救援本部

   

2011年3月11日の東日本大震災、未曾有の大災害の中、障害を持つ人々に何が起きたのか?

福島県を中心に、被災した障害者とそこに関わる人々の証言をまとめた。

マスメディアでは断片的にしか取り上げられない、被災地の障害者を取り巻くさまざまな課題や問題点が浮かび上がる。(2013年公開)

 



経年劣化
3分間ビデオ集2002~2012


監督:土屋トカチ

   

10年間撮りためた「3分間ビデオ」から9作品を選び、ロックアルバムのように綴る短編。故郷、解雇争議、NHK集金人、カフェ、両親、友人などをモチーフとしたセルフドキュメンタリー集。「散歩道」「初めてってのは、いつも」「リモコン」「われたツメ」「自由な感じ」「そこにある、ベルク」「なかのブレーキ」「これじゃない」「オクターブ上で」を収録。(2013年発売)



タケオ

ダウン症ドラマーの物語

監督:常田高志

プロデューサー:榊正昭
制作:映画「タケオ」製作実行委員会/映像グループ ローポジション

   

アフリカン・ドラムを演奏するダウン症の青年タケオ・新倉壮朗(通称タケオ・24歳)は幼い頃から音楽が大好き!ホームビデオが捉えた彼の子ども時代は、いつも音楽と人々に囲まれています。アフリカのミュージシャン、個性的な演奏家たち、タケオはさまざまな人との出会いのなかで育ち、各地でコンサート活動をするようになりました。(2011年公開)



犬と猫と人間と


監督:飯田基晴

撮影:常田高志/土屋トカチ
   /飯田基晴

   

町を歩けばあちこちで目にする光景があります。それは、散歩中の犬や、路地裏でくつろぐ野良猫たちーーー。しかし、全ての犬と猫が幸せな一生を送れるわけではありません。空前のペットブームの影で、日本で処分される犬と猫は年間30万頭以上。一日に1000匹近くが殺されている現実があります。あなたは、犬と猫たちのことをほんとうに知ってますか?(2009年公開)



フツーの仕事がしたい


監督/撮影/編集:土屋トカチ

   

皆倉信和さん(36歳)は、根っからの車好き。高校卒業後、運送関係の仕事ばかりを転々とし、現在はセメント輸送運転手として働いている。しかし、月552時間にも及ぶ労働時間ゆえ、家に帰れない日々が続き、心体ともにボロボロな状態。 「会社が赤字だから」と賃金も一方的に下がった。生活に限界を感じた皆倉さんは、藁にもすがる思いで、ユニオン(労働組合)の扉を叩く。ところが彼を待っていたのは、会社ぐるみのユニオン脱退工作だった。(2008年公開)



今日も焙煎日和


監督/撮影/編集:飯田基晴
企画:自立生活サポートセンターもやい

   

もやいは、路上・施設・病院など「ホームレス状況」にある人たちが、地域で新たな生活を送るお手伝いをするNPOです。地域での暮らしを取り戻したおじさんたちが、まったくの素人からコーヒー焙煎に挑戦した1年間を記録しました。それぞれの思いが時に衝突しながらも次第に混ざり合い、1杯のブレンドを生み出します。(2007年/45分)



あしがらさん


監督:飯田基晴

   

あしがらさんは20年以上も新宿の路上で生きてきた。
残飯で飢えをしのぎ、心を閉ざして誰とも付き合わない。あるときあしがらさんの笑顔に触れた作者は「このひとをもっと知りたい」そんな気持ちでカメラを回し始める。ポツポツと語られる言葉に耳を傾け、二転三転する状況に寄り添う。撮る者と撮られる者、3年におよぶ撮影でいつしか生まれた信頼が、思いもかけない変化をもたらす。
新たな人生を歩み出したあしがらさんの姿は、私たちに微笑みと希望を与えてくれる。それは「人生とは?希望とは?人とのつながりとは?」と静かに問いかけているのかもしれない。(2002年)